大覚寺 だいかくじ
大覚寺は平安時代に嵯峨天皇が造営した離宮を寺院に改めたもので、宸殿・正寝殿などの建物を回廊で結んでいます。拝観入口からうぐいす張りの廊下を歩いて、宸殿、正寝殿などを見学します。 宸殿には狩野山楽筆の牡丹図・紅白梅図などがあります。 諸堂をつなぐ廊下は、縦の柱を雨、折れ曲がる回廊を稲光にたとえて、村雨の廊下と呼ばれています。
![]() 拝観入口 |
![]() 宸殿 |
![]() 村雨の廊下 |
![]() 正寝殿 |
五大堂は大覚寺の本堂で、東側が大沢池に張り出した観月台があります。 大沢池も離宮造営の際に造られたもので、中国の洞庭湖を模したといわれています。 周囲1kmの大沢池の畔には石組みの名古曽の滝跡などの遺構があり、桜と観月の名所になっています。
![]() 五大堂の観月台 |
![]() 名古曽の滝跡 |
![]() 大沢池 |
![]() 五大堂と桜 |
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