神護寺 じんごじ
約400段の石段を登って仁王門をくぐると、明るく広々とした境内に、金堂、多宝塔、大師堂、鐘楼などが建っています。神護寺へは京都駅から栂ノ尾、周山方面へ行くJRバスに乗り、50分ほどの山城高雄で下車します。 山城高雄バス停から清滝川へ石段を下り、高雄橋を渡ると仁王門まで約400段あるという石段の登りが続きます。 神護寺は平安京造営の責任者である和気清麻呂が建立し、弘法大師(空海)が14年間住持をした名刹です。 その後、永らく荒廃していたが、平安末期に文覚上人が中興しました。
山城高雄バス停 |
清滝川へ下る |
高雄橋 |
参道 |
仁王門 |
石段を登りきって仁王門をくぐると、境内は明るく広々としています。 和気清麻呂廟の奥に袴腰鐘楼があり、その梵鐘は平等院、三井寺とともに日本三名鐘に数えられ、国宝に指定されています。
広々とした境内 |
和気清麻呂廟 鐘楼 |
広い石段を上ると本尊・薬師如来立像を安置する金堂、その奥には国宝の五大虚空蔵菩薩像を安置する多宝塔が建っています。 薬師如来立像、五大虚空蔵菩薩像ともに平安時代前期の傑作です。 西には桃山時代の建立という大師堂が建ち、地蔵院の庭から錦雲渓に向かってかわらけ投げができます。
金堂 |
多宝塔 |
大師堂 |
かわらけ投げ |
京都の寺社 | |