修学院駅から比叡山

叡山電車・修学院駅から雲母（きらら）坂で比叡山へ登り、松尾坂で八瀬へ下るコースを歩きます。 雲母坂は、平安時代から比叡山と都を結んだ古道です。

音羽川と比叡山

修学院駅〜雲母橋

叡山電車・修学院駅から白川通りに出て左折し、200mほど先の交差点を右折して、音羽川沿いを歩いていきます。 15分ほど歩くと紅葉の名所である曼殊院への道が分かれ、すぐ先の雲母橋を渡ると登山口で、雲母（きらら）坂を登っていきます。 雲母坂（きらら坂）は平安時代から比叡山と都を結ぶ主要路で、近辺の花崗岩に含まれる雲母がきらきらと輝くので、こう呼ばれるようになったそうです。

修学院駅

比叡山が見える

音羽川沿いの道

雲母橋

紅葉の曼殊院

雲母橋〜雲母坂〜比叡山

登山道に入ると、修学院離宮の敷地に沿って、えぐられた急坂が続きます。やがて緩やかな歩きやすい道となり、沢の音が聞こえてくると水飲対陣跡に着きます。 ここで京都一周トレイルに合流し、比叡山へはこの標識にしたがって登っていきます。水飲対陣跡の標識は東山69です。 水飲対陣跡から数分行くと、送電線で市街の展望があり、さらに数分で浄刹結界趾の石碑があります。

登山口

水飲対陣跡

送電線

浄刹結界趾

徐々に高度を上げて東山72から脇道を登ると千種忠顕碑が建っています。 東山73-1、73-2をすぎて東山73-3で左の道を行けば、比叡ビュースポット（アンテナ下）を通ってケーブル比叡駅に着きます。

東山72

千種忠顕碑

東山73-3

比叡ビュースポット

すぐ先がロープウェー比叡駅で、パノラマ広場やかわらけ投げ広場があり、京都市街の展望がよいです。

ケーブル比叡駅

ロープウェー比叡駅

ケーブルカー

ロープウェー比叡駅から砂利道を登っていくと、標識が東山から北山に変わって北山2です。 スキー場跡を通過すると三差路の北山4で、小さな五輪塔な石塔が並んでいます。 北山4を直進すると延暦寺、山頂へは右折して600m先のバス乗り場へ向かいます。 バス乗り場に着くと、駐車場の奥に見える小さな山が山頂です。 登っていけば、大きなコンクリートの浄化水槽の手前が一等三角点がある山頂の大比叡（標高848m）です。

スキー場跡

延暦寺方面へ

駐車場

大比叡

比叡山〜松尾坂〜八瀬比叡山口駅

比叡山からは松尾坂を八瀬へ下ります。北山4まで戻り、延暦寺方面へ歩いていきます。 5分ほど歩くと鎮護国家の碑、さらに5分ほどで奥比叡ドライブウェイに架かる橋を渡り、延暦寺・西塔に入ります。

奥比叡ドライブウェイ

橋を渡る

山王院

石段を下る

山王院から石段を下り、浄土院をすぎ、にない堂手前を左折すると駐車場に出ます。 西塔の駐車場から、車止めの鎖を越えて林道を下って行きます。 15分ほど下ると、林道は右へカーブしているが、正面の山道に入り登っていきます。

浄土院

林道に入る

林道を下る

山道に入る

登り切ったところの右側に小さな石仏や五輪塔などが並んでいます。 ここからしばらく下ると浄刹結界趾の石碑があり、やがて京都精華女子中学高等学校に突き当たります。

石仏と五輪塔

浄刹結界趾

京都精華女子中学高等学校

林道

しばらく林道を歩くと車道に変わり、ケーブル八瀬駅に着きます。 さらに5分ほど歩いて高野川を渡れば、叡山電車の八瀬比叡山口駅です。

車道

ケーブル八瀬駅

高野川を渡る

八瀬比叡山口駅