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京都の桜・サクサク歩き旅

2日間の休日をいっぱいに使い、美しく咲く京都の桜をサクサクと歩いて堪能しました。
清水寺、円山公園、白川、南禅寺、哲学の道、半木の道、醍醐寺、琵琶湖疏水、東寺、嵐山、清涼寺、大覚寺などを散策。


【1日目】

新横浜から始発の新幹線に乗って、8時ちょうどに京都着。 まずは京都を代表する東山の清水寺へ向かうことにします。 京都駅から清水寺へはバスで行くのがよいのですが、桜や紅葉の時期はバス待ちの長い行列ができるので、苦でなければ歩いたほうが早いかも知れません。
京都駅を出て七条通りを東へ歩き、鴨川を渡ると左奥に比叡山が大きく見えます。 三十三間堂・京都国立博物館から北へ進み、清水寺最寄の五条坂バス停には30分ほどで到着。 茶わん坂を上がっていくと朱色の三重塔が見えて、清水寺に着きます。 拝観時間は9時からの寺社が多いですが、清水寺は6時から。 前日から宿泊しているのであれば、早朝の朝靄にけむる幻想的な風景を見るのも素敵でしょう。
清水の舞台
清水寺

清水寺を散策したら祇園、円山公園へ。 土産物屋が建ち並ぶ清水坂を緩やかに下って、産寧坂、二年坂の石段を降りると、石畳のねねの道を北へ歩きます。 振り返ると八坂の塔が見え、やがて円山公園です。
清水寺から円山公園までは、ゆっくり歩いて15分くらい。 円山公園に入ると、京都一とも言われる枝垂桜が見事です。 周辺には知恩院や八坂神社があります。
円山公園
円山公園・知恩院・八坂神社

円山公園からは平安神宮へ向かいますが、せっかくなので白川の桜を見ながら歩くのがよいでしょう。 八坂神社を抜けて、賑わう四条通りを西へ歩いて鴨川へ向かいます。
余談ですが、四条通りに入ってすぐの花見小路を南へ歩いていくと、舞妓さんが歩いていたり、突き当たりには建仁寺が建っているのですが、その手前には競馬の場外馬券売場があり、華やかな綺麗なものと対極のどす黒い汚ないものとがなぜか狭い区画に同居していたりします。
鴨川沿いの川端通りに出て150mほど北へ行くと、白川沿いの細い道に入ります。 太陽光にキラキラと光る水面を覆うように桜が咲き、緑の柳も美しいです。
さらに白川沿いを北東へ、三条通りを渡ると平安神宮の大きな鳥居が見えてきます。 八坂神社から平安神宮までは徒歩30分ほど。 平安神宮からは琵琶湖疏水に沿って南禅寺へ向かいます。
祇園白川
祇園白川・平安神宮

琵琶湖疏水を見ながら東へ500mほど歩くと、こちらも桜の名所であるインクラインです。 インクラインは、蹴上まで船を台車に乗せて運んでいた傾斜鉄道跡。 現在も当時のレールや敷石が残っており、南禅寺へは少し遠回りですが、ぜひ歩きたい道です。
三条通りには地下鉄東西線が通っていますが、開通前の1990年代は京阪電車の古い車両が路面軌道を走っていました。 その頃、私は京都に住んでいたので、何度も乗ったことがあり、床が木の板だったような覚えが…。
南禅寺に着くと、石川五右衛門が絶景かなと見得をきったという三門が迎えてくれます。
南禅寺
南禅寺・インクライン

テレビ番組にもよく登場する水路閣など南禅寺を散策したら、もみじの永観堂を経て、哲学の道へ。 疏水に沿った2kmほどの風情のある道が銀閣寺まで続いており、疏水に覆いかぶさるように咲く桜と青空のコントラストが美しいです。
途中、哲学の道からいったん外れて、三重塔が建つ隠れた桜の名所である真如堂へ立ち寄るのもよいでしょう。 哲学の道だけであれば所要40分、真如堂も入れるとプラス30分くらいです。
哲学の道
哲学の道・真如堂

このまま銀閣寺を拝観するのもよいですが、京都のお寺は桜や紅葉の時期に拝観料が2〜3倍に跳ね上がっていることも多く、いつも幻滅させられます。
12時近くになってお腹が空いたので、銀閣寺近くの空いていそうな喫茶店に入り、スパゲティだったか何を食べたかは忘れたが、食後にアイスコーヒーで一服。
銀閣寺道からは桜の上に大文字山の大の字が見えます。
大文字山

次は今旅のメインと言える醍醐寺へ向かいますが、その前に銀閣寺道から北大路方面へのバスに乗り、賀茂川沿いの半木(なからぎ)の道を散策。 半木の道には、色の濃い枝垂桜が多く、ソメイヨシノとは違った美しさがあります。 すぐ隣に京都府立植物園があり、枝垂桜ばかりなのと何か関係があるのでしょうか。
しばらく左岸を上流へ向かって歩き、テレビドラマなどでよく見かける飛び石を渡り、向こうから来る人と挨拶したり譲り合ったりしながら右岸へ、最寄の北大路駅へ向かいます。 半木の道の散策は20分程度です。
賀茂川・半木の道
賀茂川・半木の道

北大路から地下鉄に乗り、烏丸御池で東西線に乗り換えて醍醐へ。 待ち時間を入れると醍醐駅まで所要40分ほどでしょうか。 地下鉄東西線は遷都1200年を迎える1994年の開通を目指してしたのですが、開通したのはだいぶ遅れて1998年だったか、しかし便利にはなりました。
駅から10分ほど歩いて醍醐寺の参道に入ると、さすがに「豊臣秀吉の醍醐の花見」の地だけあり、ものすごい人出。普段は閑散としているので対照的です。 拝観受付の仁王門は入れないかと思うほど長蛇の列で、引き返そうかとも思いましたが何とか入れました。
醍醐寺
醍醐寺

醍醐寺を拝観して再び地下鉄に乗って京都の繁華街へ戻りますが、途中の山科で下車して琵琶湖疏水の桜を見に行くことに。 坂を上った疎水公園から遊歩道を西へ、少し歩くとトンネル内から疏水が現れます。
明治時代に京都・滋賀の県境の山にトンネルを掘り、琵琶湖からはるばる流れてきます。 疏水沿いには菜の花も咲いていて綺麗でした。
琵琶湖疏水
琵琶湖疏水

地下鉄を乗り継いで京都駅の次の九条駅へ。1日目の最後は東寺へ歩きます。 市バスの一日乗車券もよいのですが、私は地下鉄にも乗れる京都観光一日(二日)乗車券。 地下鉄は渋滞がないので、行く場所によっては時間を有効利用できると思います。
東寺に着くと拝観受付の近くに立派な枝垂桜があり、五重塔との景色が素晴らしいです。 ちょうど17時、日が暮れてきたので今日はここまでにして、いろいろと翌日に備えます。 清水寺などで桜のライトアップも見るのもよいでしょう。 私は昔、見たことがあるので、今回はパスしました。
夜は適当な店に入りますが、私はなるべく地元の人間というテイで食事をします。 例えば、店員さんを呼ぶときに関東弁で「すいません」と言うだけで、周りのお客さんに好奇の目で見られたりするものです。 関西弁のイントネーションは難しいのですが、できるだけバレないようにという意識が働いたりします。
東寺
東寺

【2日目】

この日は天気が下り坂ということで朝早く出発、日中の温かさに比べるとさすがに盆地の朝は寒いです。 まずは京都駅からバスに乗り、金閣寺方面へ。昨日は京都市街の東側を行ったので、この日は西側をできるだけたくさん回ります。 6時すぎなので、さすがにバスは空いていました。
北野白梅町で下車して西大路通りを500mほど北へ歩くと、7時に平野神社に到着、鳥居を覆うように桜が咲いています。 平野神社は桜の品種が多いのが特徴で、ゆっくりと20分ほど散策してから嵐山へ向かいました。
平野神社
平野神社

8時30分に嵐山に着き、まずは渡月橋へ。 この時間帯は店が開いていないので、観光客が少なくゆったりと散策。 桂川沿いにはソメイヨシノや枝垂桜が咲き誇り、山腹もヤマザクラで彩られています。
対岸の山腹に建つ法輪寺まで足を延ばすと、渡月橋を見下ろす素晴らしい景色に出会えました。
渡月橋
嵐山・渡月橋

渡月橋を引き返し、天龍寺などを散策しながら清涼寺へ。 本堂では釈迦37歳の生き姿という国宝の釈迦如来立像などを拝観できます。
嵐山地区の最後は、大覚寺の大沢池。 渡月橋から天龍寺、清涼寺、大覚寺と歩いて2km、30分ほどです。
清涼寺
清涼寺(嵯峨釈迦堂)

桜を見ながら周囲1kmの大沢池を周回。水面に映る桜や多宝塔が美しいです。 30分ほどゆっくりと散策して建物内部も拝観、11時に大覚寺を後にしました。
大沢池
大覚寺・大沢池

大覚寺から田舎の雰囲気が広がる道を歩き、広沢池から車折神社へ。 とうとう雨が降り出してきたので、京都駅近くの名所を散策してから帰ることに。 地下鉄の駅から近い京都御苑や西本願寺などを拝観して、15時頃の新幹線に乗りました。
時間に余裕があるとき私は、新幹線はこだまに乗ります。 途中駅のホームで、名古屋のきしめん、豊橋の稲荷寿司などを味わったり。 のぞみの満員で狭く息苦しい車内に比べて、こだまはガラ空き。 一両に自分だけということもあったりして、優雅な旅の雰囲気を最後まで味わえます。
京都御苑




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